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日経リンク債が日経平均株価の頭を押さえる

225は、2万円を明確に超えるのは難しい・・・そう言ってきたと思います。

案の定、このナイトセッションで225が崩落しました。
現在の225CFDは、19788円。
225の高値は20030円でしたから、そこから240円の値下がりです。

ドル円にリンクしているともお伝えしましたが、そのドル円が主導する形での崩落でした。
ドル円は現在、112.65円にまで急落しています。
ドルインデックスが急落しているので、これは、円高というよりは、ドル安ですね。
ユーロ円は別に下げてませんから。

225の急騰はないと判断していた理由は、ひとつには、1800円も急騰(オーバーシュート)した後だからです。
2000円も3000円も上がるような地合いではありません。
それほどの材料もありません。

加えて(これは書いてこなかったのですが)もうひとつ判断材料がありました。

日経リンク債です。
225が2万円になると、1兆円規模の大量(早期)償還が予定されていると聞いていたのです。

★株、2万円で待ち構える日経リンク債の大量償還 1兆円規模の見方も
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL10H6G_Q7A510C1000000/

日経リンク債・・・わかりますか?

はっきり言って怪しい金融商品。デリバティブを組み込んだ、嘘くさい商品です。

というのは、過去の経験から、これは証券会社に有利で投資家にはものすごく不利な商品だとわかっているためです。
さらに、「ノックイン」というルールによって(投資家が損をするように)相場がコントロールされることもありました。

今回は、投資家に不利な展開ではありませんでした。
225が上がった場合は不利な展開ではないのです。

投資家に有利ということは、逆に証券会社は(何もしないでいると)損失が出ます。
よって証券会社は、自らの損失を回避するために、先物を買っているのです。
オプコアPROは、オプションを扱うクラブですから、ちゃんと説明します。

日経リンク債はこういうものです。

★日本証券業協会の説明
http://www.jsda.or.jp/sonaeru/risk/equity/


この説明ではわかりにくいので、リンク債を買った投資家と、販売した証券会社の立場で、それぞれ考えてみましょう。
投資家は、商品購入時に(自動的に)プットを売ることになります。

プットを売るということは、225が下げれば損失、上げれば利益です。
我々のコール売りと同じで、売ったものが値を下げれば、その分が利益となるのです。

この日経リンク債では、その利益(キャピタルゲイン)を、あたかも利息(インカムゲイン)のように見せて「利率が高い」とうたっているわけです。
そこには非常にずるい「すり替え」があります。

でもプット売りは危険!
要は、コア研が禁じている「プット売り」をやらされるのが日経リンク債です。

♠ 225が下落した場合

225が、あらかじめ決められた「ノックイン価格」を割り込んだら、投資家は大きな損をして終了です。
225が下げた分、まともに損失になります。

証券会社は、逆に販売時にプットを買っているので、かなりの儲けになります。
ノックイン価格が近づくと、先物売りが入ってノックインさせようとする動きが出ることがあります。
(人でなしです)

♠ 225が上昇した場合(今回のケース)

プット売りが成功するので、当初のプットのプレミアム(利息)を受け取ります。
しかし、銀行預金よりは多いですが、知れています。
投資家が受け取れる最大のメリットはこれです。

証券会社は(相対で)プットを買っているので、プットが値下がりすれば損が出ます。
それを防ぐために、証券会社は225先物を買ってヘッジしているのです。

要するに、カバードコール(コール売り+225買い)ならぬ、プロテクティブプット(プット買い+225買い)です。

225が今回のように急騰し、あらかじめ決められた「早期償還価格」になった場合、ヘッジに充てていた先物を返済売りすることになります。

その先物売りが大量に出ているのが現在。
だから2万円超えは難しい・・・そういう判断だったのです。
それにしても、どうです?この仕組み。

投資家は銀行よりは高い利息をもらえますが、損が出た場合は何割もの損が出る可能性があります。
証券会社には損が出ない仕組みになっています。

こんなものを買う人の気が知れません。
気をつけましょう。

 


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