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日銀Xデーの足音はまだ聞こえぬか?

今朝のオプコア会員メルマガを抜粋します。
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秋以降の225上昇局面では「投資主体別売買動向」に注目をしていました。
海外投資家が、9月の後半から7週連続で買い越し。
10月の棒上げ相場を演出しました。

その間日本の個人投資家はずっと売り越し。

そして225棒上げ相場がピークをつけて反落。
海外投資家がいよいよ売り越しに転ずると同時に、個人投資家は買い越しに転じました。

この現象を見て、私は「海外投資家の利益確定を手伝うことになる」と書いたと思います。

 

「ZAI」に同じことを書いた記事を見つけました。

> 今回のように日本勢が徹底的に出遅れた場合、海外投資家の買いが止まった後も日本勢の買いで株価が中途半端に高値圏を維持することはよくあります。
> (そして海外投資家の利食い売りをすっかり引き受けることになります)。
> そして日本勢の買いが完了したところが、天井となるのがお決まりのパターンです。
> したがってあと1~2週間、海外投資家の売り越しが続き、かつ株価が比較的安定していれば、いよいよ本格的な「要注意」となります。

記事では、「FRBが資産の圧縮を宣言しておきながら、ほとんど圧縮ができない状態」でいることも取り上げています。
この圧縮が予定通りのペースで進み始めた時が「その時」だということ。

ひたすら緩和マネーが上げてきた相場です。
緩和縮小が始まれば元に戻るというわけです。

同感です。
ただ・・・FRBは予定通りの資産圧縮などできないのではないか?

 

孤軍奮闘して、世界の金融システムを支えている日銀。
しかし、もう買い取る国債が市中にありません。

買い取る国債がなくなれば、どんどんまた増発すればよいじゃないか…などという人もいます。

でもそれはお門違いです。
国は新発債の発行額を増やすことができません。
そこには財務省主導の「プライマリーバランスの黒字化目標」という巨大な壁がそびえたっているためです。

そもそも、日銀に買い取らせるために増発するようなことは、先進国が一致して禁止している「財政ファイナンス」と見なされることになって、
財政法第5条にも抵触することになります。

 

すでに買い取る国債が不足して、年間80兆円の買取予定が50兆円台にペースダウンしていると聞きました。
これは大変なことではないでしょうか?

 

先日のセミナーでもやりましたが、
日銀マネーの6割程度は米国に流れていて、米国債・米株を買っています。
この金額が激減しているわけです。

だからFRBは(日銀マネーの減少もあって)資産圧縮ができないのです。
実際にちゃんとできていません。
逆に資産を膨張させた月もありました。

 

資産圧縮ということは、手持ちの米国債や住宅債券を売りに出すということ。
買い手がおらず、FRBも買えなくなったから日銀マネー(あるいはECBマネー)に買わせてきた米国内の債券です。
もしFRBが大量に売りに出したら、債券市場の大暴落は避けられないでしょう。

だから思うのです。
FRBは資産圧縮などできないのでは?

米ドル基軸通貨体制:現状の金融システムを維持するのは、もう難しくなってきていると考えます。
「Xデー」は近づいているのでは?

来るなら来い。
受けて立つ。

 


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