都民ファースト(小池百合子)が圧勝した訳
都民ファーストがここまで伸びるとは…ビックリしましたね。
自民が厳しいことはよく分かっていましたけれど、結局、民進とかの野党が減った自民の分をまったく取れない(むしろ議席を減らす)ことが(現在の政治情勢を)象徴しています。
こりゃだめだ。既存野党が情けなさすぎる。
しかし自民党も「所詮地方選挙だから影響ない」とか、またまた国民の反感を買うようなことを言ってますが、この期に及んでまだ気がつかないご様子。
国民はもう、
1. 選挙公約をひとつも守らず嘘ばっかりいう
2. 重要法案はすべて強行採決をする
3. 消費税を無理やり上げたり、派遣社員だらけにして国民の貧困化を進める
4. 稲田・金田のようなどうしようもない大臣をかばい続ける
5. 種子法・水道法等を改悪し、日本国民の命のインフラを海外企業に差し上げる
6. とどめ:森友・加計問題に対して国民の怒りを買った(ちょっとこの問題だけは安倍総理の関与が未だにはっきりしない)
これらのことに、国民は心底嫌気がさして怒っているわけです。
実際の政権支持率は1~2割くらいではないでしょうか?(産経の都民アンケートによると86%だそうだが…)
でも!
違う政党に任せたくても、野党もどこも信じられない。
これが国民の本音でしょう。
もう誰も信じられないということ。
だから、新しいものにすがった。そう、それで都民ファーストです。
とにかく「何でも良いから変わってくれ」という切実な願いがそこにあるのだと思います。
小池百合子都知事だって、豊洲問題で大きく信頼を失っています。
私も「ズルい女」だと感じています。
でも、欠点のない政治家などいない。
多少ズルいことくらいしないと、リーダーになどなれません。
そこには都民は目をつぶったということでしょうか。
無駄に豊洲問題を喧伝し、都民に数百億円の負担を押し付けたことが不問にされました。
でもまあ…これで東京は変わるでしょうね。
老害や癒着構造が払しょくされるのですから…。