上げ下げを当てるのは難しい
下のグラフは、株式投資における信用取引の「信用評価損益率」です。これは信用取引で株を買っている投資家の、「損益額」を「投下した残高」で割ったもので、当然、儲かっていればプラスの数値となり、含み損が出ていればマイナスの数値となります。
ご覧の通り、実際のトレード成績は惨憺たるもので、歴史的な株価上昇が記録された時を除いて、株トレードでは常に大きな含み損を抱えているものなのです。
なぜそうなってしまうのでしょう?
株やFXというのは、上がるか下がるかを当てるゲームです。よって物理的には、勝ち負けの確率は5割と5割です。しかし、実際はたいてい負けてしまう…。その理由は「マインド」にあります。
♠ 買った株が上がると嬉しいですよね。射幸心があおられます。
「もっと上がらないかな…」「きっとまだ上がるからもうちょっと粘ってみよう」
そうこうするうちに利益確定のチャンスを逃してしまい、含み損に転じてしまった経験…ありませんか?
♠ 買った株がいきなりマイナスになってしまったとします。
「戻るよきっと」「待ってればもどるって」
塩漬けというやつですね。きっとこのトレーダーが損切りをするのは、絶望的な水準に下げてしまった時なんです。
オプショントレードの優位性
オプコアにやってこられる会員さんの多くは、株やFXで結果が出なくて苦労されてきた方が多いんです。そんな会員さんたちが求めておられるのは「オプショントレードが持っている(株・FXに対する)比較優位性」です。
株やFXは、上げるか下がるかを当てなければならないのです。しかしオプショントレードはそれを当てなくても勝てます。
オプショントレードにおける利益確定のパターンを挙げてみましょう。
- 日経平均株価が高値を超えなければ勝てる。
- 下がっても勝てる。
- 上がっても下がってもどっちに転んでも勝てる。
- だいたいのゾーンから出なければ勝てる。
- 一定の範囲を超えて動けば勝てる。
- 時間がたつだけで勝てる。
要するに、オプショントレードでは、日経平均株価の値動きを「結構な広さのゾーン」で当てれば勝てるのです。
現在の日経平均株価が 10000円 だとしましょう。これが上がるか下がるかを当てるのと、これが 12000円 を超えるか超えないかを当てるのはどっちが優しいでしょう?
オプショントレードでは、利益確定をするための「ゾーン」を自由に設定できるのです。戦略によっては、株やFXより勝率をあげることができるオプショントレード…面白そうだと思いませんか?
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