そう!私はスバリスト。B4~BRZ~WRX-STi
今回はクルマの話題。
現代の若者は「クルマは燃費が良ければ何でもよい」という感じですが、その昔は「クルマは男のロマン」でした。
スポーツタイプの車を無理して買って、あちこちカスタマイズするのに給料を全部つぎ込んで… みたいな格好ですね。
私はというと、それともちょっと違って「モータースポーツ派」で、若いころはジムカーナやレースに出場していました。
要するに格好は別にどうでもよく、とにかく速く走れる(タイムが出る)クルマにご執心だったのです。
その習性は年を経てからも変わらず、57歳までの人生で乗り継いできた十数台のクルマはほとんどが「タイムの出る」クルマでした。
そして最近は…というか、ここ十数年は完全なる「スバリスト」。
水平対向のボクサーエンジンに魅せられっぱなしなのです。
その間乗ったクルマは、レガシー、B4、B4、B4、BRZ、そして現在は「WRX-STi」ということで、そろそろスバルさんから表彰を受けても良さそうなくらいの話になってきました。
現在の「WRX-STi」がやってきたのは昨年2016年の春でした。
その冬は暖冬だったんですが、年が明けていよいよ本格的な冬が到来し、ここ数日長野にもドカ雪が降りました。
そうです。世界のラリー界を席巻する「WRX-STi」の実力を試す時がやってきたのです。
大雪。 そもそも山にクルマが走っていません。
加えて夜なので、対向車が来ればヘッドライトでわかります。
こういう時が性能チェックのチャンスなんですね。
いまの「WRX-STi」には、トラクションの前後配分を綿密に調整する機能「DCCD」や、横滑り防止の「VDC」など、一昔前では考えられない制御システムが備わっています。
しかし雪道をかっこよく走るには、これらは無用の長物なんですね。
いろいろ試してみましたが、VDCを解除し、DCCDを「4輪直結ロック」にするのが、最もコントローラブルで、しかも速く走れることを確認できました。
まあ… 年齢も年齢だし、もう競技に出ることもないので、いまは楽しく走るだけで満足です。
でも、楽しく走れるクルマって、どんどん少なくなっているんですね。
そのうち、クルマの中で寝ていても目的地に着いちゃうようになるんだろうし…。
自らの技量でマシンをコントロールするこの喜びを、今の人たちは知らなくて寂しくないのだろうか…。
でも仕方ないですね。
私のほうが異端児なんだろうから。
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