ゴールドの価格はまだ上がる
以下は「オプコアPRO」の会員さん向けの4/20の「モーニングコメント」です。
今日もまた金価格の話をしましょう。
3/23のモーニングコメントでこういうコラムを書きました。
【ゴールドが2倍へ値上がり】
できればこれも読み返しておいてください。(掲示板で過去のを全部読めます)
ゴールド、まだまだいくと思ってますよ。
さて。今日の話。
ゴールドは、新しい金鉱山が開発されると供給量が増えます。
金価格も(当たり前のことですが)需要と供給のバランスで値段が決まっていきます。
供給量が増えれば、それは値段の下落につながる話になりますが、なんと!
2000年以降、新しい金鉱が開発されていないそうです。
金本位制でなくなったニクソンショック(1971年)以来、紙幣というものの裏付けがなくなったことで、通貨の信任は揺らぎ始めていました。
要するに…DS:国際金融資本:中央銀行や民間銀行のオーナーたちが、保有するゴールドに関係なく(欲にまかせて)カネを刷りすぎて、信任を失っていったんです。
(そしてそれでは飽き足らず、マネーゲーム:デリバティブで天文学的な金額の金儲け!)
何度もここに書いてきましたけど、基軸通貨のドル札を刷れるのは、彼らだけなんです。
米政府も刷ることはできません。
刷ろうとした大統領は暗〇されてきました。
私はソレ(刷りすぎた通貨が信用を失ってきたこと)だけが、ゴールドの値が上がる原因だと思っていました。
でも!
2000年以降、新しい金鉱脈が開発されず、ゴールドの供給量が増えていないとすると、それもたいへん大きな「値上がりの理由」になっていたかもしれませんね!
2000年以降の(米ドル建ての)金先物の超長期チャートを見てみましょう。
何と!
やはり2001年あたりから金価格が急上昇していますね。
2001年には、255ドルくらいだったものが、今現在は 2000ドルもしているんですから、7.8倍!
で、今後なんですけれど…(大事な話です)
今後開発される金鉱には、いままでより多大なコストがかかるそうなんです。
当初は安いコストで開発できたのが、よりコスパの良い【物件】がなくなったという事ですね。
だから、2000ドルくらいの価格ではまだまだペイしないという話です。
5000ドルくらいにならないと、新しい金鉱の開発に着手する企業が現れないのではないか…と、藤井厳喜さんも言ってました。
これはエラいことですよ。
ただでさえ金への需要は高まってきます。
でも、その需要に答えるだけの供給力は生まれてこないということ。
要するに現在の「在庫の取り合いが激化する」ということです。
もうこの先は言わなくてもわかりますよね?
いいですか?
私は保証はしませんよ。
でも、ゴールドはまだまだ「買い」だということになるのかもしれません。
そして、私が推奨するのはオンスコイン。
ウィーン金貨ですよ。