GW開けの株式市場で起こること
今朝の会員向けコメントの抜粋です。
連休前のメルマガにこう書きました。
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> しかしその間(GW開けまで含め)、北朝鮮の問題に加え、米国債務問題、フランス大統領決戦投票、韓国大統領選挙があるのです。
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まず、北朝鮮問題に対する見方はやはり正しかったように思います。
何も起こりません。
報道からも「起こらないこと」がわかります。
まず、この北朝鮮リスクの中で「安倍政権の大臣11人が外遊」だなんて…!
★北朝鮮情勢が緊迫する中で、大臣11人が恒例の“GW外遊” 出費は10億円を超えると試算
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-388512/
特に防衛相の外遊には驚きました。
ただ、方々から批判が殺到したことで、日程を短縮したり取りやめた閣僚もいるらしいですが…。
これはいつものGWと変わらないんです。
要するに「何も起こらない」ことになっているのだと思います。
戦争が勃発するリスクが本当に高いなら、こんな呑気なことになっていないはずです。いくらなんでも。
そこまで腑抜けなわけはないと思います。
ピョンヤンだって日頃と変わらないそうですし…。
ひとつクリア。
次は米国の債務問題ですが、とりあえず結果はこうなっています。
★米暫定予算、1週間延長…政府機関の閉鎖回避
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12213-20170429-50098/
とりあえず1週間の先延ばしになりました。
しかしこれも5/5で切れるんです。
そこでまた同じように議会の賛成を取り付けないといけません。
トランプをつぶしたい議員たちの出方ひとつ。
オバマの時でさえ、政府機能が停止したんですから、トランプ政権ではさらにリスクが高いように思うのですが…。
その結果は、5/8の月曜日に反映されます。
そして、同じ5/8の朝には、フランス大統領決戦投票の結果が出るのです!
ルペンが勝てば株は急落。
負ければ・・・?どちらかというと上昇でしょうが、マーケットはマクロンの勝ちを織り込んでいるはずです。(急騰・暴騰はないと見ます)
そしてその翌日:5/9には韓国の大統領選挙の投開票になります。
これについてはフランス大統領選挙ほどのインパクトはないのかも知れません。
勝負は5/8月曜日:連休明けの寄り付きです。
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