今年の日経平均株価はどれくらいドル円と連動してきたか?
昨日朝の会員メルマガを転載します。
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為替との連動の様子を整理してみました。
1年間の「ドル円 vs 日経平均株価」の相対チャートです。
書いてきた通り、今年のドル円は114.5円あたりの強力なレジスタンスラインが存在していて、 3月、5月、7月、今回と、全て頭を押さえつけられております。(赤●)
一方4月と9月に、下値も108円前後の下値ゾーンがサポートとなっていて、(青●) 今年は、大ぶりのレンジ相場であったことが分かります。
注目すべきは、やはりそのドル円と日経平均株価が連動していたこと。
ドル円がレジスタンスから崩落する過程で、日経平均株価も連動して下げ、 ドル円がサポートから立ち上がるところから、急騰(2度目は大暴騰)が入ってきたということが言えると思います。
今現在は、10月末~11月月初あたりのレジスタンスから、ドル円が崩落を始めているところです。
ドル円がレジスタンスタッチから崩落を始めると、 日経平均株価も、1.5か月~2か月程度は下落傾向が続きます。
5月の時だけ、下落トレンドとならずに「ジリ上げ」でしたが、 この程度の上げはまったく問題がないのは周知の事実です。
以上の諸々の事柄を踏まえつつ、今後も冷静に対応をしていくことになります。
ただ、「突然の乱高下」が終焉したかどうかは、誰にも判断が難しいことであるので、 なるべく慎重に行動していただくようお願いしたいところです。