225オプションの初心者を丁寧にサポート。
トレーダーの養成と交流を目的とした会員制投資クラブです。

作成者: コア研

ここまで株が上がった理由が、本当にバカバカしい。

昨日の「オプコア会員用メルマガ」を転載します。(一部加筆) —– しかし…ここ数年、よく株価はここまで上げてきましたね。 上がってきた要因について、皆さんは説明できますか? しばし待ちますので考えてみてください。 〇経済が良くなったから? 日本のGDPの6割は個人消費ですよね? 個人消費が活発になるには「実質賃金」が上昇してないと嘘です。 探す時間がなくて、ちょっと古い(2015年)資料しか見つかりませんでしたが、実質賃金の推移を見てください。 基本的に横ばいです。 失われた20年の流れは変わってません。 〇企業の一株当たり利益が過去最高だから株価が上がった? 一株当た…続きを読む

安倍総理は10%への消費増税を結局中止する!

オプコアPRO 会員メルマガを転載します。 —– 今朝のメルマガの続きです。 安倍政権は臨時閣議で、来年10月に消費増税を実施すると決めました。 今朝は「がっかりした」と書きました。 というより、書いた後も信じられない気がしていました。 私は本当に(中止か)再延期すると思っていましたから。 これでは財務省の言いなりではないですか…。 で、その後「週刊現代」に面白い記事を見つけました。 ちょっとスクープっぽい記事です。 — 発表は来年春 安倍「消費税10%中止決定」その舞台裏 — 記事のポイントを整理します。 安倍さんは過去2度、消費増税10%への…続きを読む

あれから10年。リーマンショックの真の意味

ついに10年がたちます。 明日で、リーマンブラザーズの破綻から10年。 リーマンショックは、ただの投資銀行の破綻ではありませんでした。 たしかあの時、リーマンの役員がニューヨークの地下鉄に飛び込んで自殺しましたが、単なるそういう問題でもなかった。 リーマンショックとは、頭の良いウォール街の金融族が、金融工学を駆使した怪しい投資商品(証券化商品)を世界中に売りつけ、兆円単位のぼろもうけに夢中になり、その「ねずみ講」のような(最初から崩壊することが決まっている)仕組みが普通に崩壊したことで起こったものです。 あの時、FRBを核としたUSドル世界金融支配システムは完全崩壊したのです。 ねずみ講が破綻…続きを読む

今年のコール売りは54勝2敗。でも7か月ぶりに負けそう…

今朝の会員メルマガを転載します。 —– 昨日、先週の「投資主体別売買動向」が発表されました。 異常なデータが出ています。 先週というと、8/20~8/24の事なんですが、この期間は上げ相場でした。 先々週の終値は 22270円、先週の終値は 22601円。331円の上昇です。 こうなると、国内個人投資家は売り越したんだろうな…と思いますが、それはその通り。 437億円の売り越しでした。 では海外投資家は…? 通常だと買い越しのはずなんですが、840億円の売り越し。 まあ、すべての金額が小さいのでそういうこともあるのかもしれませんが、いずれにしてもあまり普段見られない現象…続きを読む

妙に株が底堅い理由をふたつ。

今朝のオプコア会員専用メルマガを転載します。 —– 米中貿易戦争が激化する中、妙に株価が底堅いです。 今日あたりの日経225は、直近の上値抵抗ゾーン(22300円台)を上抜けるかどうかの攻防になるのではないでしょうか? 株が底堅い理由をふたつ紹介してみます。 ひとつには、最近の世界規模の自社株買いがあると思っています。 多国籍グローバル資本が、世界中の優良会社のオーナーになっています。 彼らは「もの言う株主」となり、株価を上げるために「自社株買い」を迫ります。 言いなりの日本企業でも自社株買いが沸き起こっています。 それで株価が支えられている…という一面はあるはずです。…続きを読む

夏休み明けのマーケットを読む

今朝のオプコア会員向けのコメントを転載します。 夏休み明けの相場を読んでいきましょう。 悪材料はまったく消えていません。 米朝貿易戦争、中国リスク、新興国通貨安… 特に中国株の下落は止まっておらず、人民元も安値を次々に更新中です。 なのに、なぜか日米の株価は底堅く推移しています。 違和感を感じるのは私だけでしょうか? 分からなくなったら、とりあえずチャートを眺めてみましょう。 225・時間足1か月チャート お気づきのように、この22300円台というのは、この1か月、何度も「抵抗帯」となってきました。 今回もそこに接近していますが、6回目です。 過去2回は下からの接近でしたが、いずれも跳ね返され…続きを読む