月曜のポジション情報のメルマガにこう書きました。
ゴールドについてです。
> ゴールドに注目しています。
> 2016年半ばの最高値1377ドル、ここが強い抵抗線になっていて、2017年以降、何度も何度も接近しては崩されてきました。
> 今回も1362ドルまでありましたが、長い上髭をつけて突き落とされた感があります。
> 崩された…突き落とされた…意味深な表現をいたしましたが、実際にゴールドが上がってくると、FRBを軸とした国際金融資本はUSドルとライバル関係にあるゴールドを目の敵にしていて、先物で売り崩しています。
> この抵抗線:レジスタンスを超えるかどうか…そこに注目です。
> 超えれば跳ねる可能性もあります。
そして本日のゴールド。
3年前の高値:1377.5ドルをついに本日、抜き去りました。
現在値:1384ドル
本日最高値:1385.5ドル
ゴールドは、リーマンショックの後、どんどん値を上げ、1923ドルまで上り詰めました。
その後、金先物を使って「ゴールドの頭を押さえつける動き」が出て、1100ドルあたりまで下げていました。
その後は、1377ドルの抵抗ラインに何度もトライしながら超えることができない「もみ合い:レンジ相場」が続いていましたが、ついにこの高値が破られたということです。
なにかマーケットが「不穏なもの」を感じ取っているのではないかと思います。
ゴールドが上がるということはそういうことです。
そして、レバレッジを効かしてゴールド先物を売り崩す動きが、少し弱まってきたのかもしれません。
もういくらなんでも「やりすぎ」なんです。
中国をはじめ、世界各国政府がゴールドを買いためているのに、なぜか価格が上がらなかったゴールド。
コア研では「資産の一部:2割程度」をゴールドで持つことを勧めてきました。
具体的には「オンス金貨:メイプルリーフなど」が良いと言ってきました。
会員さんにはそれを持っていらっしゃる方が少なくないと思います。
きっと力を発揮しますよ、この先。