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我々の新しい武器:Bスプレッド戦略

※本日の会員メルマガ「モーニングコメント」から抜粋します

前段省略

さて。
●●さんの発案から開発が始まった「Bスプレッド戦略」ですが、昨日の早朝にようやくひと通りのバックテストを完了しました。

225先物のルール開発であれば、1枚のシート(エクセル)の中で様々なパラメータ設定を試せるので楽なのですが、
オプションの場合は、とにかくたくさんのファイルからデータを手動で拾ってこなければならないので、自動計算というわけにいきません。
時間と手間がかかって大変なんです。

しかしついに満足のいくトレードルールを特定することができましたことを報告いたします。
そうは言ってもまだ「仮」の姿に過ぎませんから、フォワードテストを繰り返して「それが本物かどうか」をチェックしていくことになります。

よって、まだ皆さんにトレードルールを開示することはできません。
ルールだけが独り歩きをすることを避けるためです。
万が一大きな落とし穴があって、未完成なトレードルールで会員さんが損失を被ることがないように…という思いです。
トレードルールは、フォワードテストを数ヵ月間繰り返して、確信が持てた時に公開することになると思います。

バックテストではあえて、負けやすいと思われる場面を軒並み検証しましたので、
もちろん全勝というわけにもいきませんし、コール売りのような「ものすごく高い勝率」というわけにもいきません。

テストした中では、勝率自体はだいたい 80% 程度でしょうか。
しかし「明らかに勝てるタイミングの日」は飛ばしてテストしましたので、全てのエントリー可能日をテストをすればもっと勝率が上がるのかもしれません。

この「Bスプレッド」は、勝率にこだわる戦略ではなく、実際に手元に残る利益の最大化を目指しました。

負ける場合の損失金額が小さいのが最大の特徴なのですが、
この「クロージングルール」にたどり着いたところが、何より大きかったと思います。

例えば2018年は、近年ではいちばん難しい相場展開でした。
その1年間の中で(損切りになりそうな場面を全て網羅して)20例のエントリーを試したところ、16勝4敗となりました。
1setあたりの「利益」の合計が、208円(20万8000円)、損失の合計が30円(3万円)という具合です。

必要となる証拠金が「コール売り」に比べて非常に少ないため、複数setを仕込むことが可能になりますし、
手仕舞いまでの日数の平均が4日と短いので、このバックテストからは、かなりの利益が残せそうだなという期待が生まれました。

例えば100万円の証拠金でこの20回を回せたとすると、利益率は 17.8% ということになります。
しかし、コール売りのように利確まで時間がかからないので、もっと回転数を上げることも可能かもしれません。

負ける時に大負けしにくいトレードルール。
その意味で、コール売りが踏まれた時のような「緊張感」を持たないですむというメリットもあります。

4年間テストした中で負け回数は十数回でしたが、
負け金額は一回当たり 数円(数千円)/1set がほとんどで、最大の負けでも 11円(11,000円)/1set でした。

Bスプレッドのフォワードテスト、楽しみにしていてください。

リアルタイムで売買を公開しますが、実際に資金投入はしないで見ていてほしいと思います。
資金に余裕があって、コール売りだけでは退屈だという方は、あくまでも自己責任でトレードされても良いとは思いますが、推奨はしません。

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