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こんなに堕落した日本の精神は再生できるのか?

今朝、内閣官房参与の藤井聡さんが興味深いことを語っていました。

19歳の警察官が、上司に頭にきたということで拳銃で殺傷しました。
私の記憶では、昭和から平成にかけて、これほどカオスなことはあり得なかったと思います。

警察官は相当に限定された状況(厳しいルールに則って)でしか引き金を引けないはずです。
これが破られたわけです。
前代未聞。

日本はすでに「無秩序状態:アノミー」が蔓延しています。

※アノミーとは・・・
社会的規範が失われ、社会が乱れて無統制になった状態。ある社会の解体期に発生する。社会学者デュルケームが用い始めた語。

日本という(伝統ある)社会の崩壊が始まったという話なのです。

私もまったく同感です。もうすでに…

・日本人の財産を欧米に次々に差し出す政権(小泉純一郎以降)が誕生
・国旗をかかげて国家を歌うことが疎まれる学校
・誉れ高き伝統ある、数々の日本の超一流企業がの決算書が粉飾だらけ
・同、一流企業が、データのねつ造を平気でやる風潮
・官僚(省庁)が平気で公文書を隠蔽したり、改ざんしたり・・・
・嘘をつくのが当たり前の政治家の国会答弁
・蔓延する親殺し、子殺し
・・・きりがありません。

こういうものは、昭和の時代には考えられなかったことです。

では、なぜこんな日本になってしまったのでしょうか?
だれがこんな日本人にしてしまったのか?

人間が変わったという事は、「教育」がそう変わったからにほかなりません。

教育が変わったのはいつか?
これはもう明らかです。
2次大戦の後からに決まっています。

日本は米国に負けましたけれど、日本人の強靭な精神力や、卓越した技術・・・いわゆる「心・技・体」は米軍を極度に恐れさせました。

日本という国を、日本人を、二度と米国に逆らえない「ひ弱なもの」に作り替えようと、綿密な教育プログラムが、GHQによって考案されました。

まずGHQがやったことは・・・
日本人の教師や生徒を「洗脳」し、幼い頃からの教育によって心理的側面…つまり過去の思想を変えることでした。

日本の教育制度は作り替えられ、全国の教師の4分の1が追放させられたり、辞職に追い込まれました。
もちろん教科書も書き換えられました。
日本の教育の中心は、GHQによってコントロールされた「日教組」ということになりました。

そしてついには、日本人の心の支えだった「神道」が奪われます。
日本人は精神の柱を失ったのです。

「お天道様が見ている」という、今でも私が大事にしているこの精神のことです。

日本人破壊はまだ終わりません。
GHQは日本人に対し、たくみに「自虐史観:日本人だけが悪い」を植え付けていきました。
2次大戦は全て日本が仕掛けたもので、悪いのはひたすら日本・・・
でそれが、東京裁判の悲劇に結び付いていきます。

この教育方針のことを「ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラム」と言います。
長くて覚えにくいので「自虐史観の植え付け」で良いと思います。

とにかくこうして、日本人の国民精神は粉々に砕かれ、西欧の「拝金主義」「唯物論」みたいな薄っぺらいものに置き換えられていったわけです。
それらの低い精神性は、まさにいま世界中を駆け巡り、日本にも根深く入り込んだ「グローバル資本主義」そのものです。

その結果が今の日本なのです。

この堕落した日本。

・今が楽しければよい
・カネが全て
・自分さえ良ければ…

こうして、19歳の巡査は、上司の頭を後ろから撃ち抜いたのです。

こういう歴史の流れがわかっていないと、何をどう直したらよいのかわからなくなります。

だから、本当の歴史を知る必要があるのです。

 


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