国民をなめた解散総選挙
今朝の会員メルマガを転載します。
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毎朝のコメントを書くこの時間帯は(一日の中でいちばん)集中力が必要な時です。
原稿を提出する時刻がいつも間近なので、本を執筆するよりはるかに頑張るのです。
しかし久々に、今日は書くことが浮かびません。
しばしボ~っとしてしまいました。
相場がまったく動かないこともありますが、
私たちの日本という国の、あまりのふがいなさを見て、なんだかがっかりしてしまって…。
はっきり言ってこの解散総選挙はむなしいです。
解散するほうも、されるほうも、幼稚園児みたいなことを言っています。
何も「上から目線」なわけではないです。
皆さんも感じませんか?
まず・・・
「国難だから解散して国民の信を問う」とか言うのなら、
「2年後の消費増税の使い道の何割をどこに使うか?」を争点にするなよ。
墜落中の飛行機の中で、キャビンアテンダントが、
「チキンにします?ポーク?」と搭乗客に聞いているような話です。
まったく意味がない。
国民をバカにしてます?
だいたい消費税の使い道など、今まで言った通りにしたことはないでしょう?
小池百合子氏もそうです。
都知事選でかかげた公約なぞ、完全無視です。
豊洲問題で都政を混乱させ、無駄な税金を使っただけ。
そうしておいて、今度は「政策後回しの政党」をにわか仕立てして、国政進出?
悪いんですが、私、今日は怒っています。
馬鹿にされてますね、日本国民は。
これでも小池新党は多くの議席を取っていくのでしょう。
まあ・・・ここは、政治を語る場ではないのですが、
マーケットが寝ている(冬眠)し、
あまりのふがいなさでやるかたないのでこうなってしまいます。
この主体性のない日本。
何も考えない日本。
誰かに命令されないと動くことすらできない日本。
財布の入ったカバンをむしり取られても、取られたことを隠して歩き続ける日本。
ちょっとまずいと思いません?
話がそれました。
というより、最初からそれています。
マーケットの問題はたびたび指摘しています。
このマーケットは、完全に操作されています。
株高が(インチキで)演出されています。
それがもう限界にきているのですが、
証券界を筆頭に、皆で「見て見ぬふり」をしているのです。
日本人にとっては「見て見ぬふり」など、朝飯前のことです。
我々はファープットが火を噴くのを、静かに待っています。
またしても、日本の投資家、資産家たちには「やられる瞬間」が近づいています。
一千万円単位で投資信託を買って(銀行に買わされて)いる人たち。
山のように(証券会社の言いなりに)株を買っている人たち。
またあの時のように、うちのオフィスで泣いたり、電話口で泣いたりすることになるのでしょう。
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