今夜から大変!オランダ総選挙・FOMC・日銀会合・米国債務上限問題
さて。
今夜からマーケットは大荒れになる予定です。
今朝のオプコア会員さん向けのメルマガから抜粋します。
重要イベントだらけの今週の半ばに入ってきました。
もう昨夜からFOMCが始まっています。
政策金利が発表されるのは、今夜…というより明日の未明の3時になります。
利上げに関する発表、そしてイエレンの会見があります。
そして同時進行にて今夜、オランダの議会選挙(政党の議席を争う比例代表制)の投票があり、 明日の午前中に結果が判明します。
加えて、明日の昼には日銀会合の結果が判明します。
要するに、明日の未明からお昼にかけて3つの重要イベントが次々にやってくるわけです。
また、それをこなした後は、米国の債務上限問題の結果がわかってきます。
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2015年に米国が債務不履行(デフォルト)するかもしれない、という債務上限問題が発生しましたが、 当時は期限付きの債務上限の引き上げを盛り込んだ予算法案が可決されました。
その期限が2017年3月15日までとされています。
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/SBIニュース
これは発表時刻があらかじめ決まっているわけではないので、どんなタイミング出てくるかわかりません。
しかも結果がわかってくるのが深夜になる見通しですから、ちょっと今日明日は大変ですね。
私はなんとか全部のイベントをフォローする予定です。
私の仕事です。 ↓ 続きあります
オランダ総選挙は、極右政党と言われている「自由党(ウィルダース党首)」が政権を取るのかどうかが焦点となっています。
フランスではルペン大統領候補が「極右」と言われていますが、ルペン氏はまったく極右ではありません。
公約は完全に国民の利益、国益を重視したもので、移民政策についても「排斥」をしようとしているのではなく、 「制限」をしようとしているだけです。
しかしオランダ自由党のウィルダース党首は、露骨に「移民排斥」を主張しています。
イスラム教そのものを危険な宗教と断罪し、すでに国内にいる移民も追い出して二度と入れないくらいのことを言っています。
これなら「極右」と言ってよいかも知れませんね。
しかし、こういう主張の政党が第1党を取る可能性があるということは、オランダ国民が(移民問題で)相当疲弊しているということなんでしょう。
我々日本人にはなかなか理解が難しいところです。
オランダは多数の政党が入り混じっていて、単独で過半数を取る政党が誕生したことがありません。
いつも連立です。
今回極右の自由党が第1党を取ったとしても、連立与党になれる可能性は低いそうです。
連立を組もうとする政党がないということですね。
でもわからないですよ。
自由党は反グローバリズム政党です。
いま世界中で反グローバリズムが勃興しているのですから、イギリス、米国に続いて「開けてビックリ」の結果になることもあります。
自由党(ウィルダース)が政権を取ったら、やはりEU離脱の国民投票が行われるだろうと言われています。
今朝のメルマガでは明日の午前中に結果がわかると書きましたが、もっと早い時間(未明)にはわかっていると思われます。
いずれにしても、今夜は寝れませんね…。
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