日銀の総資産がFRBをはるかに上回ったこの異常性
今朝のオプコア会員向けコメントを抜粋します。
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5/16段階での、FRBの総資産が発表になっていたので、今日はその話題。
★FRB総資産
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パウエル議長は順調に資産の圧縮を進めているようです。
異常なことをやってきたのだから、これが正しい中央銀行(にあたるところ)の総裁のやるべきことでしょう。
円換算で476兆円まで圧縮が進んでいます。
で、(書いてきたように)その身代わりの資産拡大をさせられているのが「ECB」と「日銀」です。
参考までに日銀のバランスシート(総資産)を見てみますか?
悲惨ですよ!
なぜここまでしなきゃいけないのか理解ができません。
親分を助けるための「捨て身:自殺行為」ですね。
★日銀総資産
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直近(2017.9.30)のそれと、アベノミクス開始時(2012.9.30)のそれを比較してあります。
なんと!
現在の日銀の総資産はFRBよりも遥かに大きくなっています。513兆円!
そのうち435兆円は買い取った国債です。総資産の85%が国債。
※以前の調査で、拡大した国債の6割がたは米国に流れていると分析しました。
国際金融資本の言いなりの日銀。そして日銀総裁。
日本の財産を次から次へとFRB救済のために差し出しています。
その金融緩和策のおかげで、日本の銀行は疲弊しています。
はたして日本がここまで犠牲になる必要はあるのだろうか?
世界はすでに、国際金融資本の支配から逃れつつあります。
しかしこの日本だけが未だに、中央銀行も政治家も官僚もメディアも、その「すでに衰えた権力構造」に迎合したまま何も変わりません。
本当に嘆かわしい限りです。
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